なんて経営はむずかしいんだ…。
どうやっても経営が上手くいかない…。
今までさまざまな手を尽くしてきたが、経営はむずかしすぎる…。
このように思っている人の方が多いのではないでしょうか?
実際に、経営というものはやってもやっても成果が出ないので、難しいものだと言えます。だからといって、「難しいからやーめた。」と言って、すぐにやめられるものではありません。
では、このような時にはどうすればいいのかと言うと、「経営」を「カンタンに」すればいいだけの話です。むずかしいものなら、それをただ単にカンタンにすれば良いだけの話なのです。
実は、成功した企業というのは、難しい経営をカンタンな経営にして伸びていきました。これに例外はなく、あなたにも経営やビジネスをカンタンにすることができるということです。
そこで今回の記事では、成功した企業がおこなったビジネスをカンタンにする方法についてお伝えしていきましょう。
目次
「経営は簡単だ」と言えば、あなたはどう思うでしょうか?
「そんなはずがない!本当に経営が簡単なら、大成功しているはずだ!」と思われますでしょうか?
世の中では、経営やビジネスで成功することは非常に難しいものだと認識されています。そして実際のところ、自分で考えて経営をすると成功するのは難しいと言い切れます。
その証拠に、日本の事業所の99.7%が中小企業であり、この数値こそが経営で成功することが難しいという証明なのです。
ただし、自分で考えて経営をすれば、成功は難しいということです。自分で考えて経営をすれば。
あなたは、経営やビジネスを「自分の頭で考えてするものだ」と勘違いしていませんか?
世の中では「経営は自分の頭で考えてするものだ」と思われています。
しかしこれは明らかな勘違いです。ビジネスや経営というものは、自分の頭で考えてするものではありません。自分の頭で考えて成功できるほど、ビジネスの世界は甘い世界ではないのです。
成功している企業ほど、自分の頭で考えていません
実は、世の中で成功している企業ほど、自分の頭を使って経営していません。いやむしろ、「自分の頭を使わずに経営をしてきたからこそ、成功できた!」と言えるのです。
「えっ? 成功した企業は自分の頭を使って経営していない? どういうこと?」と思われたのではないでしょうか。
言葉のとおりです。決して、言い間違いではありません。成功した企業ほど、自分の頭を使っていないのです。
では、どうしてそのようなことが言えるのでしょうか?
このことを分かってもらうために、今、世の中で上手くいっている企業をよく思い出してみてください。商品は違えども、経営のやり方はどの企業も似たようなやり方をしています。
少し時間をとって考えてみてください。
「成功している企業はそれぞれやり方が違うじゃないか!」と思った場合、あなたのビジネス感覚はズレていますので、ビジネスを学び直す必要があります。
どう考えても成功している企業ほど、同じようなやり方で経営をしています。
ビジネスモデルや扱う商品はそれぞれ違うものの、売価政策や立地戦略、看板、品揃えなど、ほとんどすべての項目で同じようなやり方をしているのです。
これが偶然だと思いますか? 偶然、同じようなやり方で経営していると思いますか?
そんなはずがありません。偶然でこれほどまでに、同じような経営のやり方になるはずがないのです。
では、偶然ではないとしたら、これはいったいどういうことなのでしょうか?
それはさきほど言ったように、自分の頭で考えてやっていないからです。成功している企業たちは自分の頭で考えずに、”あるもの”を経営に入れたから、みんな同じようなやり方になったのです。
成功している企業がほぼ例外なく経営に取り入れている “あるもの” とはいったい?
では、成功している企業が取り入れた ”あるもの” とはいったい何かと言うと、それは、本質的なビジネス理論です。
成功した企業はほぼ例外なく、”本質的なビジネス理論” を経営に入れました。だからこそ、結果的に同じような形で経営するようになったのです。
言っている意味は分かりますよね。同じ要素のものを入れたら、同じような形になるのは当たり前のことですよね。
たとえば、水素2つに酸素を1つ加えると、必ず水ができます。また、「1」に「1」を加えると、必ず「2」という答えが出るのです。
このように、同じ要素のものを入れたら、同じ結果、同じ形になるのは当然のことなのです。
これはビジネスについても同じことで、成功している企業がみんな同じようなやり方で経営をしているように見えるのは、みんなが共通して、同じ本質的なビジネス理論を経営に入れたからなのです。
そして、ほぼ例外なく成功をつかんでいるのです。
だとすると、あなたがビジネスで成功するための秘訣というのは、成功した企業が入れた本質的なビジネス理論を、あなたの経営にも入れることです。
自分の頭で考えてやるのではなく、本質的なビジネス理論を経営に入れることで、あなたのビジネスが成功する確率は格段に上がります。
分かりやすく言えば、成功している企業が、本質的なビジネス理論を入れてみんな同じように成功しているのなら、あなたも自分の頭で考えてやるよりも、同じ本質的ビジネス理論を経営に入れた方が、成功しやすいということになるのです。
論理的に考えればカンタンに分かることですよね。
世の中で成功している企業が、本質的なビジネス理論を入れて成功しているのなら、あなたも自分の頭で考えるよりも、その理論を経営に取り入れる方が成功しやすいのです。
もっと分かりやすく言うと、あなたが男性だとして、女性にモテたいのであれば、女性にモテる太郎君がモテるためにやっていることを取り入れた方が良いということです(女性の場合も一緒です)。
これで、今回の記事のテーマの意味が分かりましたよね。経営やビジネスで成功するのはカンタンです。経営やビジネスで成功することは、何もむずかしいことではありません。
ただしそれは、”自分の頭で考えない” という条件においての話です。
もし、あなたが自分の頭で考えてビジネスをするのであれば、それは難しくなってしまうので、成功する確率は格段に下がってしまいます。
その証拠に、今まで自分の頭で考えてやってきた中小企業というのは、それぞれが様々な形の経営を行い、成功している企業たちが持っているような共通点というものが、何一つないのです。(売上がない、利益が出ない、人材が定着しないという共通点はありますが…)
つまり、自分の考えでビジネスをやっている限り、いつまで経っても成功することはできないのです。
このことは、あなた自身が証明しているのではないですか? あなたは今まで、自分の頭で考えてビジネスをやってきて成功しましたか?
自分の考えでやってきて成功できていないからこそ、いまこの瞬間に、これを読んでいるのではないですか?
この記事をあなたが読んでいるという時点で、自分の考えでやってきた結果、成功していないという証明なのです。だったら、自分の考えでやるのではなく、本質的なビジネス理論を学んでやるべきです。
本質的なビジネス理論を学んだ途端に、「経営ってカンタンなものなんだ!」と、一気に目の前が広がってきますから。
経営やビジネスはカンタンなものです。ただしそのような状態になるためには、本質的なビジネス理論を学ぶ必要があるのです。
その理論の入門編は、このBizdomで学んでください。
最後に…
大事なことは、あなたが苦労することではなく、ビジネスを成功させることです。なぜなら、ビジネスというものはあなたの人生の目的を達成する手段にしか過ぎないのですから。
もし、たとえ苦労するとしても、その苦労に見合った成果が出なければ、ビジネスをやる意味などどこにもありません。
だからこそ、成果を出すことにフォーカスしてください。
あなたの頭で考えてビジネスに取り組むことよりも、成果を出すことが大切です。そしてその成果を出すための手段こそが、”本質的なビジネス理論” を存分に使っていくことなのです。
では、その “本質的なビジネス理論” というのがいったい何なのかを、以下の記事で解説していきましょう。