行動力を誰でもカンタンに付ける方法|行動力を生み出す源泉とは?

2015-11-15

 約 12 分

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行動力

行動したいけど、なかなか踏み出せない…。行動したいけど、行動する勇気がない…。

行動した方がいいのは分かるけど、そういう性格ではない…。

ビジネスにおいて行動することや決断することは非常に重要なことですが、その行動や決断というものが、「なかなかむずかしくてできない」と言う人が多いです。

しかしはっきり言ってしまえば、行動ができなければビジネスが成功することなど絶対にありません。なぜなら、ビジネスとは行動」がすべてであるからです。

たとえば、あなたがどれだけ「このビジネスはうまくいく!」と思っていようが、それが行動の結果として実現できていなければ、うまくいくことは絶対にないのです。

だから、ビジネスをするにあたっては、行動力やその行動を生み出す決断力というものが非常に重要なものになってくるのです。

このように言うと、「そんなことは分かっている! でも、それが身につけられないから困っているのだ!」と思う方が多いと思いますので、今回の記事では、行動力や決断力を生み出す方法について解説していきたいと思います。

決断力や行動力というものは、勇気や性格によるものなのか?

世の中では、決断力や行動力というものが、勇気や性格によるものだと思われています。そして、「あの人は行動力がある人だ。」や「もともとの性格として行動力がある。」というようなことが言われているのです。

その結果、ほとんどの人は「自分はもともと行動力がない人間だ。」や「そもそも行動できない性格なのだ。」という勘違いをして、行動力がある人間になろうとしたり、自分を変えて行動力を得ようとするのです。

しかし、結果として自分を変えることなどできずに、いつまで経っても行動できないという状態のままで、無駄な時間を悶々(もんもん)と過ごしていってしまうのです。

決断力や行動力というものは、そんな性格や人間性、勇気などという曖昧なものによって決まるものではありません。決断力や行動力というものは、もっと明確なもので、カンタンなものによって決まるものなのです。

そもそもの話、性格や人間性などというものによって決断力や行動力が決められるというのであれば、もともとそれらがない人間にはビジネスなどできないということになりませんか?

そうですよね。もし、性格や人間性で決断力や行動力が決定するのであれば、生まれついた時からビジネスができるかどうかが決まっているということですよね。

だからこそ、そういう人間になろうと努力をするのですか? 自分を変えようと努力をするのですか?

しかし、ほとんどの場合はそんなことはできません。「今までの自分と違う人間になる!」という努力が実を結ぶのは、非常にまれで難しいことなのです。

では、どうしてそう言えるのかというと、生まれてきた環境と育ってきた環境によって、性格や人間性などというものが決められてしまっているからです。

自分の意志とは関係なく、何年間もの蓄積によって、性格や人間性というものは作られています。そしてこういうものは、自分で努力をしてなんとか変えられるほど簡単なものではありません。もっと根深いものなのです。

だから、そんなものをビジネスに持ち込んだ時点で、ビジネスというものは難しくなってしまいます。そしてその結果、成功する確率も下がってしまうのです。

よってBizdomでは、そんな曖昧でむずかしいものをビジネスに持ち込むことはしません。「行動力がある人間になれ!」や「決断力のある人間になれ!」というむずかしいことを指導することはないのです。

もっと明確で簡単なものを、ビジネスに持ち込むのです。これによって、ほとんどの人が行動できるようになるのですから。

行動力や決断力を生み出す源泉とはいったい何か?

では、生まれてきた環境や育ってきた環境によって作られた性格や人間性に関係なく、行動力や決断力を生み出すことができる源泉とは、いったい何でしょうか?

結論から言うと、それは「知識」です。

「知識」こそが、行動力や決断力を生み出す源泉です。「知識」を付けることこそが、誰にでも行動を起こせる、あるいは誰にでも決断することできるたった1つの手段なのです。

どういう意味か分かりますか?

私のビジネスの師匠が、起業を目指す学生や社会人、そして経営者の方から質問を受けてこのように答えると、少しキョトンとした顔をされます。

おそらく、今これを読んでいるあなたもキョトンとされているのではないでしょうか?

そこでいくつかの例を出して、「知識」が行動力や決断力の源泉になるということを解説していきたいと思います。

では、まず1つ目の例ですが、人間の日常生活の中で考えてみましょう。

あなたはどうして「たこ」を食べることができるのですか?

たとえばさっそくの質問になりますが、あなたは普段の生活で「たこ」を食べますか? あの海の生き物である食用の「たこ」です。

食べますよね。たこが嫌いでない限り、何の疑いもなくたこを食べているはずです。もちろん、Bizdomの著者である私も「たこ」は大好きです。刺身でも焼いても煮てもおいしいですから、私の最も好きな食べ物の1つでもあります。本当においしいですよね。

では、ここで1つ質問です。あなたがたこを食べる時、何かをじっくりと考えて食べていますか?

質問を変えると、あなたがたこを食べる時に「これは本当に食べてもいいものだろうか?」と思ってたこを食べますか?

そんなことは考えませんよね。よっぽど疑い深い人でない限り、ほぼ何も考えずにたこをおいしく頂くはずです。

しかし、「たこ」という生き物についてよく考えてみてください。たこって、異様な生き物だと思いませんか? 誰の目から見ても、異常な生き物だと思いませんか?

まず、足が8本もあるのです。この時点で気持ち悪いですが、さらに体はぐにゃぐにゃで、そのぐにゃぐにゃな体と足を使い、開いて閉じて、開いて閉じてして、泳ぐのです。そして、何か危険な事があれば、急に黒い液体をさーっと振りまくのです。

下の画像をよく見てみてください。 ↓ ↓ ↓

imgres

これは異常です。異常な生き物としか言いようがありません。この画像を見てもらえば分かると思いますが、絶対に危ない生き物ですよね。でも、人間はたこをおいしく食べるます。何の疑いもなく、たこをぺろっと食べてしまうのです。

では、人間はいったいどうして何の疑いもなく、見た目が異様なたこをぺろっと食べることができるのでしょうか?

その理由はただ1つです。「たこは食べることができる」という知識があるからです。「たこは食べたらおいしい」という知識があるからなのです。

「たこは食べても大丈夫」という知識があるからこそ、「たこを食べる」という決断ができ、「たこを食べる」という行動を起こせるのです。

もしあなたが、人類で初めてたこを見たしたら、「おっ!なんだあれ!うまそうだ!ぱくっ!」と食べたりしますか?

しませんよね。私なら絶対に食べられません。「うげえー! なにあれ! こわっー! 気持ちわるっ!絶対に食べたらあかんやつや! 逃げよう!」というふうになるのです(ちなみに私は神戸出身なので関西弁です)。

これは、”たこは食べられる”という知識がないからこそ、”たこを食べよう”という決断ができず、”たこを食べる“という行動を起こせていないということなのです。

つまり、対象物に対する知識がなければ、その時点で行動は起こせないということなのです。これは逆に考えると、対象物への知識がある時点で、行動を起こすことなど簡単だということなのです。

言っている意味は分かりますよね。知識が決断力や行動力の源泉であるということが分かるはずです。

まだ納得いかない人のために、2つ目の例をあげておきましょう。

あなたはどうして飛行機に乗ることができるのですか?

再び質問になりますが、あなたは飛行機に乗ったことはありますか? よっぽど年を取っていない人以外は、乗ったことがあるはずです。日本人のほとんどが飛行機に乗っているのですから。

では、あなたが飛行機に乗る時に、決断力や行動力というものが必要ですか? 飛行機に乗る際に、性格や人間性として決断力や行動力というものが備わっていなければ乗れないのですか?

そんなことはありませんよね。そんなものがなくても飛行機に乗ることはできます。では、どうして乗ることができるのかというと、”飛行機というものは乗っても死なない”という知識があるからです。

「確かに確率は0ではないけれども、ほぼ100%の確率で墜落しない」という知識があるからこそ、”飛行機に乗ろう”という決断ができ、”飛行機に乗る”という行動を起こすことができるのです。

もしこれが、「飛行機の墜落確率はわかりません!」と言われたら、誰も飛行機には乗りません。「ほぼ100%の確率で飛行機は墜落しない」という知識があるからこそ、みんな乗っているのです。

つまり、これも知識というものが乗る決断をさせ、乗る行動を起こさせているのです。

これでもう納得できたと思いますが、最後にもう1つの例をあげておきたいと思います。

あなたは左右のどちらの道を選びますか?

たとえば、あなたの目の前に左右に分かれている道が2つあるとします。左の道をそのまままっすぐ行くと崖になっており、右の道をまっすぐ行くと遊園地があります。

さて、あなたはどっちに行きますか?  当然、遊園地がある右の道ですよね。

では、どうしてそのような決断ができたのでしょうか?

カンタンです。右の道を行けば遊園地があると、私が事前に言って、知っているからです。

右の道に行けば遊園地があるということを知ったからこそ、右の道を行くという決断ができ、右の道を行くという行動を起こすことができるのです。

もしこれが、どちらに行けば何があるのか分からない時、進むことはできません。つまり、「知らない」ということが行動をストップさせてしまうのです。

たったこれだけのことです。「知っている」ということが物事の決断をさせ、行動まで起こさせるのです。つまり、知識こそが決断力と行動力の源泉なのです。

これは何も難しいことではありません。ビジネスにおいて、「決断力がない」とか「行動力がない」などと言っている人がいますが、それはただ単に、ビジネスに対しての知識が圧倒的に不足しているだけの話なのです。

それなのに、それを「人間性のせいだ」とか「性格のせいだ」などと言ってしまう人は、いったいどういう了見をしているのでしょうか?

自分の不勉強を、せっかくこの世に生を受けさせてくれた両親のせいにしようとでも言うのでしょうか?

そんな失礼な話はありません。あなたのビジネスの知識不足こそが、あなたの決断力と行動力を生み出さないだけの話です。あなたがビジネスの知識を付ける勉強を怠ったからこそ、決断力と行動力を生み出さないのです。

だからこそ、決断力と行動力を付けるために、ビジネスの知識を徹底的に付けてください。それさえできれば、決断することや行動することほど簡単なものはないのですから。

たとえば、世の中で次々と決断し、どんどん行動して成功している経営者を見てみてください。

孫正義氏はアメリカのバークレー大学で、ビジネスを徹底的に学びました。三木谷浩史氏もアメリカのハーバード大学でビジネスについて徹底的に学んでいます。

つまり、成功している経営者ほど、ビジネスについてちゃんと学んでいるということなのです。

決断や行動できないほどの、チンケなレベルの知識量ではありません。決断も行動も簡単にできるほどの、圧倒的な知識の量なのです。

このように、世の中のビジネスの成功者が、ビジネスについて学んでいるからこそ、あなたも決断力や行動力を付けたいのであれば、ビジネスについて学んだ方がいいのです。いや、学ぶべきなのです。

  • どのようなビジネスを選び、
  • どのような価格政策を取り、
  • どのような経営戦略を取って、
  • どのような商品を扱えばいいのか。

このほかにもたくさんありますが、こういったことを知識としてしっかりと知っておけば、決断や行動することなどまったく怖くありません。

これを怖いと思う人は、ただ単にそういった知識が圧倒的に不足しているだけの話なのです。

実は、このような話をすると「ちゃんと勉強しているんです!」と言う人がいます。つまり、ちゃんとビジネスを学んでいるけれども行動に移せないという人です。実際に、このような人はたくさんいます。

では、どうして学んでいるのにも関わらず、そういうことが起こってしまうのかというと、行動に移せないような知識を学んでいるからです。つまり、お題目勉強のようなものばかりを学んでいるからです。

もっと簡単に言うと、学ぶものを間違えているのです。たったそれだけのことです。あなたがなかなか行動に移したくても移せないのは、行動に移せないような間違った勉強をしているからなのです。

だから、あなたが「行動したい!」や「決断できるようになりたい!」と思うのなら、ちゃんと行動を起こせる正しい知識を学んでください。

最後に…

今回の記事で解説したことというのは、ビジネスの世界だけの話ではありません。他の世界にも当てはまることなのです。

たとえば、泳ぎ方を知らない人というのは、海やプールに入る決断や行動はできません。バンジージャンプが、死ぬかどうか分からないようなものであれば、バンジージャンプなどできないです。ほぼ100%の確率で生還すると知っているから、バンジージャンプができるのです。

つまり、知識がすべてのスタートです。知識がなければスタートすらできません

もちろん、最初から行動というパターンもありますが、そういったものには多大なリスクがあるし、効率も非常に悪かったりもするのです。

だから、何よりも先に知識を付けることが重要なことなのです。

このようなことを言うと、「知識を付けるなんてダメだ! 知識よりも感性を磨くべきだ! 知識を付けると頭でっかちになる!」などという愚かなことを思ってしまう人が、たまにいますがそんなはずがありません。

そもそも知識を付けなければ、ビジネスではもう勝つことができない時代になっているのです。世の中で伸びている企業を見てみてください。

ちゃんとしたビジネスの知識を学んでいない人からすれば、分からないかもしれませんが、勉強している人間からすれば、成功している経営者や成功している企業というものは、ほぼ例外なくビジネスの知識を付けていることが分かります。

実際に何をやっているかを見れば、「確実にビジネスの知識を学んでいる」ということが分かるのです。

つまり、伸びている企業はみんな勉強しているということです。それなのに、まだまだ伸びていない会社の経営者が、「頭でっかちになる!」という訳の分からないことを言って勉強しないなど、言語道断です。

そんな経営者が経営している会社が伸びるわけがありません。伸びた方がおかしいのです。もちろん、もともと伸びたくない経営者や、すでに100億円を超えている経営者が勉強しないというのなら仕方ありません。

でも、「伸びたい」と思っておきながら、そして、ちゃんとした知識を学べるということを知りながら勉強しないのは経営者失格です。

そんな経営者は、お客にも社員にも迷惑になるので、直ちにビジネスをやめてください。そっちの方が、お客のためにも社員のためにも、そしてあなたのためにもなるのです。

こんなことを言われてむかつく人もいると思いますが、これが事実です。伸びている会社の経営者は、ほぼ例外なくビジネスの知識を豊富に持っています。それも、まっとうな知識です。わけの分からない、「願えばかなう!」や「プラス思考!」というオカルト的なものではありません。

だから、あなたもまっとうなビジネスの知識をつけなければ、もう会社として生き残っていくことができなくなると言っているのです。

今ならまだ間に合うので、早く知識をつけるようにしてください。そして、周りがあっと驚くほどの決断力と行動力を見せつけてあげてください。この記事をここまで読んでいる時点で、あなたにはそれをすることができるはずです。

ぜひ、しっかりと学んで知識をつけ、決断をし、行動を起こしてください。

また、「ビジネスは先の見えないものだから勉強しても無駄だ!」などという愚の骨頂のような人がいますが、そんなことはありません。

その理由については、次の記事にて解説していきましょう。

次回の記事:ビジネスで効率的に成果を出す方法|ビジネスでの試行錯誤は無意味

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