あなたの会社の売上が上がらないたった1つの理由とは何か?

2015-11-15

 約 8 分

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売上上がらない理由

売上を上げようと思ってもなかなか上がらない…。

販促をすれば売上が上がると思ったが、上がらなかった…。

どれだけ一生懸命努力しても、売上が上がらない…。

このような悩みを持っている方がたくさんいると思います。

では、どうして売上が上がらないのでしょうか? なぜ、いくら努力しても売上が上がらないのでしょうか?

今回の記事では、売上が上がらない根本的な理由について解説していきたいと思います。そして、どうすれば売上が上がるようになるのかを解説します。

あなたは、売上が上がらない理由を分かっていない

他の記事の中でも、売上が上がらない本質的な理由について解説していますが、そもそもの話、売上の意味が分からずに、売上を上げることなどできません

よって、まずは売上の正しい意味を定義することの大切さを説明しました。その記事が以下です。

売上の意味が分からずに、売上を上げることなどできません。売上の正しい意味さえも知らない人が、売上を上げていくなど到底できないのです。

そして、売上の意味さえもちゃんと知らないからこそ、「販促」や「広告」といったものに踊らされてしまうのです。

こういった内容を過去の記事で解説しているのですが、今回の記事ではもっと根本的な、売上が上がらない理由について解説していきたいと思います。

さて何よりもまず、あなたに考えてもらいたいことは、”売上が上がるビジネス” と ”売上が上がらないビジネス” の違いについてです。

あなたは今まで、”売上が上がっているビジネス” と ”売上が上がっていないビジネス” の違いについて考えたことがありますか?

「どうしてあの会社は売上が上がって、自分の会社は売上が上がらないのか。」ということをしっかりと分析したことがありますか?

おそらく分析しても、「一生懸命がんばった」や「努力した」「社長の人間力があった」というオカルト的なものだったのではないのでしょうか?

「そんなものじゃない!バカにするな!」と思った方もいると思いますが、1つ聞きたいことがあります。

「もし今まで分析していたとしても、あなたのその分析は本当に正しいものだったのでしょうか?」

おそらくこの質問に自信を持って、「イエス」と答えられる人はあまりいないのではないでしょうか? なぜなら、もしあなたの分析が正しいものであれば、今の時点でバクバクと売上を伸ばしているはずだからです。

あなたが今、この記事を読んでいるということは、売上が上がっていないことをそのまま意味しています。だとするとそれは、あなたが売上が上がるものと売上が上がらないものの違いを分析することができていないという、れっきとした証拠なのです。

なぜなら、もしこれらの違いを分析できていれば、売上は確実に上がっているはずですから。つまり、売上が上がっていない今のあなたには、売上が上がっているものと、売上が上がっていないものの違いなど、何も分かっていないということなのです。

売上が上がるビジネスには、売上が上がる原因が必ずあります。そして、売上が上がらないビジネスには、売上が上がらない原因が必ずあるのです。この原因が分からなければ、売上が上がることは絶対にないのです。

あなたの商売の売上が上がらない根本的な理由とは?

では、あなたの商売の売上が上がらない根本的な理由とはいったい何でしょうか?

「売上すら上がらないしょうもないビジネスをやっているから」

少しきつい言い方ですが、売上が上がらない理由は、ただ単にこれだけです。

そもそも、売上というものはどうしたら発生するか分かりますよね? 当然のごとく、お客が買ってくれるからこそ売上は発生するのです。

あなたの努力とは関係なく、お客が「これ、欲しい!」と思って買うからこそ、売上は発生するのです。つまり、売上が上がらないというのは、お客が欲しいとも思わない商品を扱う、しょうもないビジネスをやっているからなのです。

これが売上が上がらない最も根本的な理由です。何もむずかしくありません。シンプルに考えればカンタンなことです。それなのになぜか、これが自分のビジネスや商売になった途端に、見えなくなってしまうのです。

たとえば、下駄という商品を扱う下駄屋を考えてみてください。

下駄屋が売れない理由を考えた時、「下駄なんて、もうみんなはいていないから無理だよ。だって、お客がそもそもいらないんだから。」と思いませんか?

下駄屋なんて今さらやっても、売れるわけがありませんよね。「時代遅れもはなはだしい」と思いますよね。

実はこれと同じことが、あなたのビジネスにも起こってしまっているのです。

今まで売上が取れていたのに、その売上が取れなくなった、つまり売上が下がったということは、お客からすればもう時代遅れになってしまっているのです。

あなたがどう思おうとも、売上というものはお客が持ってくるものですから、それが下がった、あるいは上がらないということは、そもそもお客が必要としていないからなのです。

つまり、お客があなたのビジネスを必要としていない状態こそが、売上が上がらない根本的な理由なのです。

これが事実なのに、世の中のコンサルタントが、「売り方さえ良ければ売れるー!」や「お客に欲しくさせる方法!」などということを教え始めるのです。

売上が上がらないのは売り方の問題ではありません。そもそもお客が欲しいと思う商品を扱わないビジネスモデルだからです。

その証拠に、下駄をどう上手く売りつけられようが、あなたは下駄など買いませんよね。あなたがいらないものは、どう上手く売りつけられても買うことなどないのです。

こんなことはお客の立場に立てば、カンタンに分かることなのです。

売上が上がらない会社というのは、この「お客の立場」を無視して、「自分がどう売るか?」ということしか考えていません。当然ですが、そんなところの売上が上がることはありません。お客の立場に立っていないビジネスの売上が上がらないのは当然のことなのです。

なぜなら、お客からの支持を得られていないわけですから。

では、売上を上げるためにあなたは何をするべきか?

売上が上がらない一番根本的な理由は、あなたが売上が上がらないようなビジネスをやっているからです。もしあなたが、もっと多くのお客に必要とされるビジネスをやっていれば、売上は自然と上がっていきます。

だとすると、あなたがやるべきことは、売上が上がらないようなビジネスをやめて、もっと多くのお客に貢献できるビジネスをやることなのです。

ビジネスでなかなか成功できない人というのは、自分ができることや自分がやってきた延長でビジネスをしようとします。

たとえば先日、公認会計士の方から「お客さんが少なくなって、食べていくのも結構難しいんです。何かお客さんを増やす方法はないですか?」という質問を師匠が受けたそうです。

もちろん会計士が取るべきブルーオーシャンを教え、お客さんを増やす方法を解説したようですが、そもそもの話、「なぜ、会計士にこだわって仕事をするの?」ということなのです。

違うことで困っているお客がもっといるのに、いったいどうして会計になるのかが、よく理解できないのです。

そもそもあなたの身の回りで、公認会計士が必要なことってありますか?

基本的にはありませんよね。だとしたら、そこにはお客のニーズなどほとんどないということです。だからこそ、食べていくのさえも結構むずかしいのです。もちろん、会計関連の会社に勤めれば別の話ですが。

ビジネスというものは、お客がいて初めて成り立つものです。自分が何ができるのかや、自分が何をしているかではなくて、自分がお客のために何をするのかの方が大事なのです。

分かりやすく言うと、お客が困っていることがあって、その困りごとを解決するのがビジネスです。だとすると、起点はあなたが何ができるかではなくて、お客の困りごとを解決するために、あなたがこれから先、何をするかなのです。

この公認会計士の方に対して、師匠はこうやって教えたようですが、こうやって自分のことを先に考えてやったビジネスというのは一向にうまくいきません(もちろんブルーオーシャンを教えたようで、これからは大丈夫ですが…。)。

なぜなら、そもそも起点が自分なのですから、お客のためになることなどないからです。そして、お客のためにならないからこそ売上が上がらないのです。

だから現在、売上が上がらない人は、お客のためになっていないということなので、今のビジネスをやめて、もっと多くのお客に喜ばれるビジネスをやるべきなのです。

つまり、商売替え、業態転換が必要になってくるのです。

もちろん、商売替えとなるとかなり難しくなると思いますので、まずは業態転換をする必要があるのです。あるいは、そのほかのお客にとって大事なところを変更するべきです。

あなたが本当に売上を上げたいと思っているのなら、売上が上がるような、多くのお客のためになるビジネスに変更することが必要です。

今のような、売上の上がらないような商売でいくらがんばっても、売上は上がるようにはなりません。何かを変えなければ、一生そのままなのです。

もちろんこの話は、あなたが売上が欲しい場合に限ります。「売上はいらないけど、このビジネスをしたい!」と思っているのなら、それはその選択でいいでしょう。

ただし、「売上がほしい!」と言っておきながら、売上が上がらないようなビジネスをがんばってやっていても、売上が上がることはないと言っているのです。

最後に…

売上の額というものは、どれだけのお客に貢献したのかを表す指標です。3億円しか売っていない所は、3億円分しかお客に貢献していないってことです。

あなたがどれだけ、気持ちのうえでお客のことを思っていても、数値として売上の額が低ければ、それは事実としてお客に貢献していないということになるのです。

ビジネスにおいて重要なことは選択です。多くのお客に貢献できるビジネスを選択できているのかということで、売上さえも決まってくるのです。

だからこそ、売上が上がらない時にするべきことは、そのままがんばって努力をすることではなく、選択したビジネスを変更して、売上の上がりやすいビジネスを新たに選択し直すことなのです。

このことをしっかりと分かっておいてください。

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